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2009.04.23

派遣や請負(アウトソーシング)のリスクマネジメントは先ず取引先から

◆「実態」認知が無い派遣元
 派遣や請負のリスクマネジメントを真剣に取り組まれている企業が多くなってきています。しかし、それで充分でしょうか。マスコミも労働者も派遣会社や請負会社には何も言わず、本来は筋違いなのですが、発注元に対して問題をぶつけてきているのが現状です。企業は実態を把握できず、クレームのみが来るという図式になっています。
◆問題は「取引会社のコンプラ」
 例えば、派遣でA社に仕事を発注していたところ、他社から「二重派遣」されていたとか、B社に仕事を請負で発注していたらその会社が二重三重になっていたとか、孫受けの会社が労働法を無視していた等、発注者から直接見えないケースでは初期対応が遅れ、大きなトラブルを招いているのです。そこで、重要になってくるのが取引企業の「コンプライアンス教育」です。
◆派遣・請負会社へのコンプラ教育を
 派遣会社は労働者派遣法を、請負会社は請負を、プロだから熟知していると思われていませんか。それがまさに落とし穴です。派遣会社と請負事業者の両者とも法律等に精通していないとの前提で臨み、コンプライアンス教育を実施するのが賢明です。取引企業の経営者から営業責任者や担当まで含め、業界の問題点はじめ、派遣法、請負、労働法等に関する教育を徹底しておかないと“隣の火の粉”は突然飛んできます。
◆弊社ブログのご紹介とご活用を
 弊社ブログ読者の皆様は、大半が大手メーカー様、国会議員、地方自治体等です。繰り返しになりますが、派遣会社や請負会社はコンプラに係る知識等はほとんど知らないというのが現実です。残念ながら、それが「実態」です。老婆心ながら、お取引会社へ「弊社ブログのURL」を送信いただき、コンプラ教育の一助となれば誠に幸甚です。また、貴社の他部門(部署)で派遣や請負を管理されている責任者の皆様にも、弊社ブログを是非ご紹介いただき、ご活用いただければこの上なく幸いです。
【ご案内】
★「人事総務部」-ブログ&リンク集-
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