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2018.06.25

外国人技能実習生や外国人労働者の受け入れ拡大には「年金制度の見直し」が重要ポイントに

◆外国人労働者には不透明な国内の「年金制度」

 海外の外国人技能実習生を送り出すアジア各国において、日本の人気が低下しています。と言うのも、その要因の前には、「日本語」と「年金制度」の問題があるのです。実際、外国人技能実習生は、1年や3年、そして5年を目処に日本国内にて就労しています。そして、それに合わせ「厚生年金」にも加入しています。しかし、外国人技能実習生は、厚生年金に加入していても年金が支給されないのです。帰国後、脱退手続きをして、掛け金の6割程度の返金を受け取っているのが現実です。また、1年の外国人技能実習生は、返金の資格すらないのです。日本国内における未曽有の労働力不足で、「外国人労働者」に焦点が当てられていますが、その受け入れ拡大には、「年金制度の見直し」が急務なのです。