2012.03.02
《再考》ダブルワークが常態化した「非正規労働者の働き方」は如何なものか
◆非正規労働者のダブルワークをどう考える
非正規労働者において、「ダブルワーク」が常態化しています。非正規労働者は、普通に働いても低賃金のために生活が苦しく、アナザーワークを持たざるを得ない現実です。その中には、通常の8時間労働後、また5時間~6時間働いている人もいます。つまり、ダフルワーカー非正規労働者の労働時間は、1日で約14時間~15時間にも及んでいるのです。これが“非正規労働者の実態”です。このように、ギリギリの生活を強いられている非正規労働者の存在を、政府や厚生労働省はどう考えているのでしょうか?政府はじめ、厚生労働省は、低賃金に喘ぐ非正規労働者の実態を直視し、“普通に働いて生活できる国”を目指していただきたいと切に願うばかりです。