2012.06.26

「派遣⇒直接雇用⇒派遣」の“飛び石派遣”を完全禁止した『改正労働者派遣法(2012年)』

◆「飛び石派遣」は完全禁止へ

　平成24年(2012年)「改正労働者派遣法」の成立で、「派遣⇒直接雇用⇒派遣」の“飛び石派遣”は完全に禁止されました。即ち、「離職した労働者を離職後１年以内に派遣労働者として受け入れることを禁止」されたのです。今回の「改正労働者派遣法」では、派遣先企業に対して“当該派遣労働者の受け入れを禁止”しているのです。同一の派遣会社のみならず、他の派遣会社からの受け入れも禁止されていることは明らかです。「改正労働者派遣法」施行後は、派遣先企業は、自社で「直接雇用」をしたかの確認が求められることになるのです。「受け入れの禁止」は、派遣先企業の責任が問われることを理解していただきたいのです。