2013.01.22
登録会場(面接会場)への立入調査を始めた厚生労働省(労働局)の狙いは“人材派遣業界の縮小か?”
◆人材派遣業界を弱体化させる登録会や面接会への立入調査
厚生労働省(労働局)による労働者派遣事業者(人材派遣会社)への締め付けが、更に厳しさを増しています。その手法は、派遣元企業(人材派遣会社)への立入調査にとどまらず、派遣先企業への直接立入調査により、派遣法違反の摘発を増加させているのです。派遣先企業への立入調査は、企業が労働者派遣法を熟知していない為、実態把握=摘発を容易に行うことができるからです。そして、人材派遣会社の“登録会場”への立入調査は、人材派遣会社の根幹を叩くことになり、人材派遣会社の弱体化は更に加速していきます。
◆注意が必要な臨時会場での面接
求人誌等の掲載にあるとおり、日常的に行われている人材派遣会社による“登録会”や“面接会”が、派遣法に抵触しているのです。それは、本登録や採用面接であれば、許認可を得ていない事業所で事業を行っていることに相当する為、結果、派遣法違反になってしまうのです。
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