2013.04.29
★「昭和の日」 あなたも“昭和ノスタルジー”に浸ってみませんか
◆祝日「4月29日」の変遷
国民の祝日「4月29日」は、『国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)』施行以来、「天皇誕生日」でしたが、今上天皇即位(1989年)によって「みどりの日」に改められ、その後、当該法の改正(平成17年法律第43号)、施行(平成19年)により、現在の「昭和の日」になったという経緯は、ご承知のとおりです。当該法第2条には、「昭和の日」は、《激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。》とあります。
◆“懐かしい昭和、貴重な文化財”
「昭和の日」に特別何かを考える機会も持たない筆者ですが、先週、唐突に“昭和”を求め、何年か前に訪れた『昭和日常博物館(北名古屋市)』(下記【ご参照】)へ行ってきました。丁度、当該館では、“花柄咲く昭和”をテーマに企画展が開催されており、“高度成長時代の昭和”を垣間見ました。館内には、昭和の日常生活の風景が再現されており、居間等には「花柄ポット」をはじめ、多数の生活用品が展示されており、まるで映画かTVドラマのセットを見るようでした。今となっては、これらすべてが“貴重な文化財”である、と改めて感慨深いものがありました。
◆“博福学連携”を目指して
当該博物館には、大学や他の博物館との連携はじめ、小・中学校や《高齢者関連施設からの見学も相次ぎ》、“博福学連携”を謳って今日の発展に繋がっているようです。因みに、当該館は“入場無料”です。その他、全国各地に“昭和”の歴史に係る博物館や記念館等がありますので、身近な施設にお出かけになられ、ひとときの“昭和ノスタルジー”に浸われてはいかがでしょうか。詳細は、下記URLよりご覧ください。
【ご参照】
★北名古屋市歴史民俗資料館『昭和日常博物館』(5月の連休中も開館)
URL http://www.city.kitanagoya.lg.jp/rekimin/index.php
(所在地:愛知県北名古屋市熊之庄御榊53)
◆『昭和館』(所在地:東京都千代田区九段南)
URL http://www.showakan.go.jp/