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2013.10.25

アベノミクス(日本経済再生本部)の大罪の規制改革はグローバル企業に対する“国内での独禁法抵触”では

◆「日本経済再生本部」が目指すのは独禁法なのでは

 安倍首相を本部長とする「日本経済再生本部」は、日本企業がなぜ世界で苦しんでいるのかを理解しているのだろうか。それは、日本企業の国内での統合が進んでいないからです。とりわけグローバル企業は、国内では競争していないのです。世界競争に勝つためには、ある程度の規模が必要なのです。しかしながら、国内で同業者が事業統合を目指しても「独禁法」が立ちはだかっているのです。その典型が、自動車業界や電気業界なのです。国内で独禁法に抵触しても、グローバル世界では小さなシェアでしかなく、結局、世界の舞台で負けているのです。日本経済再生本部においては、今、“世界で勝てる規制改革”が望まれているのではないでしょうか。