2014.06.25

労働者のみならず派遣先企業も“無責任な人材派遣”から離れ出した

◆労働者に続き派遣先企業も“派遣離れ”

　国内のあらゆる分野における“労働力不足（人手不足）”の報道は、日ごとに増加しています。それに合わせ、これまで「直接雇用」を中心として、派遣を利用していなかった企業においても派遣が解禁され、人材派遣会社にオーダーしている現状です。しかしながら、人材派遣会社の対応に、派遣先企業の怒りがピークに達しているのは、忌々しきことです。その要因は、“人材における無責任な対応”にあるのです。なぜなら、人材のオーダー（受注）を受けたにも関わらず、その回答が「いたら連れてきます」では、派遣先企業の怒りを買っても致し方ない、と言わざるを得ません。現在の人材派遣会社の対応が、取りも直さず、“人材派遣業界の崩壊”に向かわせていることを、人材派遣業界の皆様は肝に銘じていただきたいのです。