2014.07.28

厚生労働省(労働局)による「特定派遣会社の集中監査（特定派遣事業者適正化プラン）」

◆「特定派遣事業者適正化プラン」とは

　厚生労働省(労働局)は、無法地帯となった「特定派遣」に対して、2015年の派遣法改正によって届出制から許可制へと変わる前に、その適正化、即ち「不適切な事業者は排除」に動き出したのです。当該問題は、「特定派遣事業者にも関わらず、一般労働者派遣事業（登録型派遣）を行っている」ことに起因しているのです。また、特定派遣事業者に見受けられる実態としては、当該事業者が労働者派遣事業を行っている意識が薄く、法定の「事業報告書」の提出に関しても、未報告企業が多いという現実もあるのです。