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2014.10.17

2015年の派遣法改正で人材派遣会社に無期雇用を求め本当に雇用の安定に繋がるのか?

◆厚生労働省の思惑通り「人材派遣会社は無期雇用化に進むのか?」

 2015年の「労働者派遣法改正案」は、派遣先企業でままならない雇用の安定を、厚生労働省は「多様な働き方」を大義として、人材派遣会社に雇用の安定を求めているのです。即ち、長期的に人材派遣を行うのであれば、“派遣社員の雇用契約の無期雇用化”を求めているのです。これが所謂「雇用安定措置」なのです。
厚生労働省の思惑通りになるか否かは、2018年に明確になるでしょう。

◆「雇用安定措置」とは

 派遣期間が上限3年を迎えた派遣労働者への措置で、(1)派遣先への直接雇用の依頼、(2)新たな就業機会(派遣先)の提供、(3)派遣元事業主において無期雇用、(4)その他、安定した雇用の継続が確実に図られると認められる措置で、いずれを講じることも可としています。