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2014.11.12

派遣法改正(2015年)が臨時国会で成立しても時間的に難しかった4月1日施行 通常国会で成立し来年10月施行に

◆衆議院解散は労働者派遣法にはどうなのか?

 臨時国会で審議中の「労働者派遣法改正案」は、“衆議院の解散”で「廃案(先送り)」の公算が高まってきました。厚生労働省は、当初より2015年4月1日付施行を目指していましたが、十分な審議もされずに成立するのであれば、いっそのこと、通常国会でしっかりと審議をした方が結果としては良かった、と言えるのかもしれません。勿論、今臨時国会で成立したとしとも、時間的には無理があったのです。しかし、2015年4月1日付の施行が、10月1日付になったことにより、2015年4月1日以降に「抵触日」を迎える派遣先企業や人材派遣会社は、新たな対応が求められることは言うまでもありません。やはり、今回も「労働者派遣法」は“政局”になるのです。