2018.01.29
厚生労働省は「外国人雇用状況」の届出状況(2017年10月末現在)を公表!2018年
◆外国人労働者数は対前年比18.0%増で過去最高を更新
この度、厚生労働省は、「外国人雇用についての届出状況(2017年10月末現在)」を公表しましたので、ここにご案内致します。
「外国人雇用状況」の届出制度は、『雇用対策法』に基づき、外国人労働者の雇用管理の改善や再就職支援等を目的とし、すべての事業主に対し、外国人労働者の雇入れ・離職時に「氏名・在留資格・在留期間」等を確認し、厚生労働大臣(ハローワーク)へ届け出ることが義務付けられています。
届出の対象は、事業主に雇用される外国人労働者( 特別永住者、在留資格「外交」・「公用」の者を除く。) で、数値は2017年10月末時点で事業主から提出のあった届出件数を集計したものです。「届出状況のポイント」は、以下のとおりです。詳細は、下記URLをご参照ください。
【届出状況のポイント】
●1,278,670人で、前年同期比194,901人、18.0%の増加(平成19年に届出が義務化されて以来、過去最高を更新)
●外国人労働者を雇用する事業所数は194,595か所で、前年同期比21,797か所、12.6%の増加(平成19年に届出が義務化されて以来、過去最高を更新)
●国籍別では、中国が最も多く372,263人(外国人労働者全体の29.1%)。次いでベトナム240,259人(同18.8%)、フィリピン146,798人(同11.5%)の順。対前年伸び率は、ベトナム(39.7%)、ネパール(31.0%)が高い。
●在留資格別では、「専門的・技術的分野」の労働者が238,412人で、前年同期比37,418人、18.6%の増加。また、永住者や永住者を配偶者に持つ人など「身分に基づく在留資格」は459,132人で、前年同期比45,743人、11.1%の増加などとなっている。
【ご参照】
◆『「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成29年10月末現在)』厚生労働省
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000192073.html