2025.11.05
令和7年6月末 在留外国人統計に見る技能実習生の動向
法務省発表の令和7年6月末の在留外国人統計では、在留外国人数総数は過去最高を更新し、多くの在留資格で増加傾向となりました。
在留資格別では「永住者」や「特定技能」は大幅に増加しましたが、産業界の人材供給を担う「技能実習」は、449,432人となり、前年末から7,163人の減少を記録しました。
これは主要な在留資格の中で唯一のマイナス動向となっています。全在留外国人数が5.0%増加する状況において、「技能実習」の分野のみが数を減らしている事実は、今後の特定分野における外国人材の受け入れ体制および労働力確保の観点から、注目すべき課題になると思われます。
【出入国在留管理庁】
令和7年6月末現在における在留外国人数について
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