2011.03.17
菅首相が「非正規労働者」にも社会保障改革で“厚生年金適用拡大”を示唆
◆マスコミ報道は経済界が反対
菅首相は、社会保障改革集中検討会議で「非正規労働者」の厚生年金適用拡大を示唆(3/5)しました。ただ、企業側が負担を懸念するとのマスコミ報道です。
◆「非正規労働者」自体も敬遠
「最低賃金」改革なくして、厚生年金加入を誰が望むのでしょうか。例えば、最低賃金で100時間働き、月額約7万円の給与から「社会保障費」を引かれたら一体いくら残るのでしょう。まさに、非正規労働者の半数に当る“パート労働者”が扶養の範囲内で働くすべてのメリットをも吹き飛ばしてしまう安易な人気取りに過ぎません。社会保障費を引かれても、普通の賃金であることが望まれるばかりです。
【ご参照】
●ブログ記事(10/12/9日付)
:『金融不況で“格差拡大” 急ぐべきは「最低賃金」引き上げ』。
Category:その他