2011.04.01

厳しさを増す厚生労働省や労働局の“専門26業務派遣プラン適正化”問題

◆「専門26業務派遣適正化」問題

　昨年３月から実施された厚生労働省や労働局による『専門26業務派遣適正化プラン』は、派遣先企業や派遣元企業に強烈な衝撃を与えました。とくに「５号業務」問題は、当該業務に従事する派遣契約（当時約50万人以上）を対象にしたことにより、全国の企業は驚嘆させられたことと思います。その後、人材派遣業界大手４社に対する「事業改善命令」の同時発出は、派遣先企業や派遣元企業に対して更に強い衝撃を与えました。厳格化の象徴なのか、未だ「事業改善命令」が解けていないのです。これは、まだまだ続行中という証に他ありません。まさに“他山の石”として真摯に受け止めていただきたいものです。
【ご参考】
●ブログ記事（10/2/15日付）
　：『《重要》厚生労働省　「政令２６業務」の規制強化（専門26業務派遣適正化プラン）』。