2011.07.29
厚生労働省の「労働者派遣法の適正化(厳格化)」の最終標的は“専ら派遣”
◆「適正化(厳格化)」の最終ターゲットは“専ら派遣”
厚生労働省や労働局による「労働者派遣法に対する適正化(厳格化)」は、留まることを知りません。これまで、労働者派遣法で認めてきた「5号業務(事務用機器操作)」や「8号業務(ファイリング)」を完全に消滅させようと否認しているのです。それに伴い、人材派遣会社も削減に向かい、“資産要件の厳格化”で派遣業界は縮小の一途を辿ることになるのです。
◆最後標的は“専ら派遣会社”
民主党による『労働者派遣法改正案』に明記されていますが、「法改正」の行方は混沌としています。たとえ「労働者派遣法改正」に至らなくても、本来的に「専ら派遣」は禁止されているのです。現状のままでは、厚生労働省や労働局の厳格適応で、「派遣法違反」になることを覚悟しておくべきです。
Category:派遣