2019.03.18
2009年問題を前にリーマンショックそして2020年問題の「同一労働同一賃金」を前に日本経済はどうなるのか?
◆「2020年問題」か「経済ショック」か?
世界経済が不気味な兆候を示してきています。その最大の要因は、米国と中国による「貿易戦争」であり、「覇権争い」にあるのです。米中の貿易戦争にて、今、中国経済は相当に減速しています。まさに“中国ショック(チャイナショック)”です。また、この「チャイナショック」は全世界に波及し、リーマンショックを上回る“経済ショック”になるかもしれません。
振り返れば、リーマンショックの前、人材派遣業界においては、派遣の「抵触日問題」を抱えていました。派遣先企業には「派遣社員の直接雇用問題」がありました。しかしその前に、リーマンショックにて派遣社員は「雇止め」され、「2009年問題」は消滅したのです。そして、迎える2020年の「同一労働同一賃金」を前に、チャイナショックで有期雇用の労働者が「雇止め」されない事を望むばかりです。果たして、2020年の日本経済はどうなるのでしょうか?
Category:同一労働同一賃金