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2014.04.05

《提言》女性の社会進出を促進する前に厚生労働省に望みたい「ハローワークの求人情報の適正化」

◆厚生労働省は「ハローワークの求人情報」の厳格化を

 政府は、“女性の社会進出の促進”を計画しています。しかし、女性の社会進出を阻害している要因のひとつに、「ハローワークの求人情報」に虚偽記載があるのです。一例を挙げると、ハローワークで「社会保険あり」となっているので、ハローワークの紹介で面接のため訪問したら、「社会保険に入りたいですか?」とか、「皆さん社会保険に加入していませんよ」等と言われたという事実があったのです。こうした紹介案件が複数回続いた労働者は、「ハローワークの求人情報」に対して不信感や不安を募らせているのです。これが今の実態なのです。

◆責任が問われる「政府・厚生労働省」

 そこで、厚生労働省に望むべくは、「ハローワークを通じて就職した人が、求人情報どおりに働いているのか」の確認です。求職者に企業を紹介するだけでなく、確認も必要ではないでしょうか。「社会保険の未加入」が社会問題化している現在、“ハローワーク自体が社会保険の未加入企業を紹介している”事実は、相当大きな問題です。望むのは、女性の社会進出促進の前に、まずは、「ハローワークの求人情報の適正化」が必要ではないでしょうか。そして、政府や厚生労働省は、「ハローワークが提供する求人情報」に関して、“社会的に信頼を回復すること”が肝要ではないかと考えます。政府や厚生労働省の“即時実行”を期待するばかりです。