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2011.01.11

「非正規労働者」保護に向けた“有期労働契約”法制化による規制論議は本格化

◆有期労働契約の法制化規制が本格化

 厚生労働省は「非正規労働者」保護に向けた法制化による規制論議を本格化させています。派遣先企業にとって、この論議には充分な注意を払う必要があるでしょう。なぜなら、この度の“有期労働契約法”の内容は、“均衡待遇”と“雇止め規制”が含まれているからなのです。論議が本格化すれば、非正規労働者もその内容を知ることになります。周知されれば、“労働争議”に発展しかねないからです。この有期労働契約法は、大半が判例法理の法制化です。実質的には、すでに判例法理が適用されている項目も含まれていることを承知しておいていただきたいものです。
【ご参照】
●ブログ記事(11/01/6日付)
 :『企業への影響が大きいのは「派遣法改正」よりも“有期労働契約の法制化論議”』