2011.08.24
雇用 「非正規労働者(契約社員)」の“2012年問題”
◆まだ現存する派遣の“2009年問題”
実は、派遣法に関わる所謂“2009年問題”は、まだ続いているのです。そして、「2009年問題」は、“2012年問題(2年11ヶ月問題)”として再浮上してきているのです。勿論、この問題に縁遠い企業も多いのですが、「雇用」に関わる3年ルールで“均衡待遇”が問題視されています。当該問題を、厚生労働省は『有期労働契約法』の成立に向けて審議会に諮問し、拍車を掛かけています。また、この「2012年問題」は労働者と企業に限定された問題であり、派遣の「2009年問題」のように、派遣会社が関与していない点から、各企業に直接降りかかってくる問題として早急な対応が望まれるのです。
【ご参照】
●ブログ記事(11/1/5日付):『“2年11ヶ月問題”とは?』。
Category:労働契約法