2011.12.08

平成23年（2011年）12月9日「改正労働者派遣法」成立なるか

◆民主・自民・公明の３党で成立へ

　労働者派遣法改正の民主党案は、実質的に“骨抜き”になり、成立に向かって動き出しています。民主党政権が自ら主張した“製造業派遣の原則禁止”や“登録型派遣の原則禁止”を除外(削除)しての成立になるのです。ここに至って自らの主張を撤回するなら、“政権交代”に何の意味があったのでしょうか。派遣社員や派遣先企業、そして派遣元企業である人材派遣会社を含め、単に社会を混乱させただけなのです。「一番の被害者は派遣労働者であった」ということを十分理解していただきたいものです。