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2012.07.27

派遣法改正(2012年)で派遣先企業を悩ます“均衡待遇”

◆派遣先企業を悩ます“均衡待遇”

 平成24年(2012年)の「改正労働者派遣法」で、派遣先企業が最も悩やむのが“均衡待遇”です。正社員との均衡待遇を確保すべく「派遣」には魅力を感じないからです。と言うのも、これまでは“不均衡待遇”が、日本の人材派遣業界を成長させてきたからに他なりません。それが、“均衡待遇”が求められたのでは意味が無いからです。この現実を踏まえれば、今後、人材派遣会社には、派遣先企業のニーズをきちんと捉え、ビジネスの転換が求められていると言えるのです。