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2012.02.15

《提言》“予算ゼロ”で即時可能な経済政策は“許認可のスピードアップ”

◆“予算ゼロ”で可能な経済政策を

 野田総理や民主党政権は、本当に経済成長を望んでいるのでしょうか。また、企業の成長を行政が止めている現実を理解しているのでしょうか。来年度の厳しい予算では、経済成長政策も厳しいのです。しかし、予算をかけなくても、経済成長政策は可能なのです。それは、“許認可のスピードアップ”にあります。

◆時代錯誤の処理システム

 インターネットの普及により、民間企業は経営戦略やその遂行において、見違える程スピードアップしています。しかしながら、行政の「許認可」は、江戸時代にタイムスリップしたと言ってもいいくらい旧態依然としています。現在の行政の「許認可」は、各企業からの受付申請を1ヶ月分ためこんで、上層部署にあげています。また、当該部署も同様の処理をしています。その為、企業が許認可事業を始めるに際し、何ヶ月も待たされることになるのです。事務所を賃貸借し、人を採用した上で数ヶ月の許認可待ちでは、新規事業はできません。それらに要する経費は、膨大な金額になるのです。現在の仕組みは、行政が民間企業の経済活動を阻害していると言えます。許認可のスピードアップは、企業にとって投資の削減にも繋がり、更なる投資拡大、雇用創出にも繋がっていくのです。政府が本当にリーダーシップを発揮し、当該行政事務のスピードアップを図ることこそ、国内の経済成長に繋がるのではないのでしょうか。