2020.05.11

【提言】コロナショックで休業した労働者の活用を

　コロナショックにより、サービス業を中心に多くの企業が雇用調整助成金を活用し労働者を休業させています。
　しかし、その一方で、通販業やロジスティック業、スーパーの販売業や商品の製造業は未曾有の人手不足に悩まされています。

　政府には労働者を単に休業させるのではなく、コロナショックを支える企業で労働者を活用すべきではないのしょうか。
　またその仲介を人材派遣会社を活用すれば労働者を休業させた企業と人手不足にあえぐ企業とのマッチングもスムーズに図れます。

　ただ、現在、労働者派遣法では出向派遣が禁止されています。
　コロナショックでは労働者派遣法の特例措置として、出向派遣を一時的に緩和し、国内の労働者の活用を進めるべきではないでしょうか。