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2012.01.25

《再》書籍のご案内 『派遣と請負に関する行政指導と企業の対応』 木村大樹著

 標記『書籍』は、当ブログ記事(下記【ご参照】)でご紹介しましたが、改めて以下に著者の執筆趣旨をご案内致します。
◆“法令無視の労働行政”
 第180通常国会が召集(12/1/24開会)されましたが、とりわけ近年の人材派遣に関しては、「労働者派遣法改正」や有期労働契約法制化(労働契約法改正)等を控え、規制強化の傾向が強く打ち出されています。こうした背景の下、著者木村大樹氏は、当該書籍の巻頭で《厚生労働省や都道府県労働局の派遣や請負の指導に携わる人たちにコンタクトしても、その発言には理解に苦しむものが多いといわざるを得ません。》と記しています。そして続けて、《労働行政の中でも法令が無視されていると思えるのは派遣や請負の指導を行う行政だけ》と。
◆“派遣&請負のバイブル”として
 そこで著者は、前記観点から、厚生労働省が既公表の『専門26業務派遣適正化プラン』及び関係する『疑義応答集』の内容について、その文言不備や歪曲、独断的運用及び置換等を徹底的に指摘しています。そして、これに対して《厚生労働省や労働局の指導を受ける立場にある企業は、気の毒としか言いようがありません。》と述べ、本書をお役立ていただきたいと願っています。派遣元企業(人材派遣会社)及び派遣先企業の皆様は、本書を“派遣&請負のバイブル”としてご活用され、厚生労働省及び都道府県労働局の指導に果敢に臨んでいただければ誠に幸甚です。
【ご参照】
●ブログ記事(2011/11/24)
 :「書籍のご案内 『派遣と請負に関する行政指導と企業の対応』 木村大樹著」。