2012.04.07

《注意》「５号業務の自由化業務への切り替え提案」にご注意を

◆「３年以上の５号業務」の切り替え提案

　派遣先企業に対し、派遣元企業（人材派遣会社）による“３年以上の「５号業務」は、自由化業務に切り替えれば大丈夫です”との提案は、要注意です。派遣法違反を逃れるような誤った対策は、派遣法違反を重ねることになるのです。「抵触日通知」も実施せず、３年の抵触日を経過した派遣契約を自由化業務に切り替えることは、言語道断です。また、クーリング期間後の「直接雇用」への切り替えや新規派遣契約の締結は、所謂“飛び石派遣”となり、確実に派遣法違反になるのです。派遣先企業には、派遣法違反を上塗りするような提案には、耳を傾けないでいただきたいのです。