2013.06.06
2013年も続く厚生労働省(労働局)の『専門26業務派遣適正化プラン』
◆付随業務の文言が消えた影響は如何に
2012年に『改正労働者派遣法』が施行され、厚生労働省(労働局)の調査が活発になってきています。そして、改正された「政令26業務」に関しても、継続して厳しい行政指導が続けられているのです。厚生労働省(労働局)は、「人材派遣は原則3年」との強い姿勢で指導を続けています。派遣先企業も派遣元企業(人材派遣会社)も、『専門26業務派遣適正化プラン』は終わっていないことを再認識していただきたいのです。また、今回の改正で、政令26業務から「付随業務」の文言が消えたことが最大の疑問です。「政令26業務」を“専門26業務”に一方的に見解を変え、一気に行政処分を下している厚生労働省(労働局)です。そういう当局からすれば、「付随業務の10%」も、いつ「付随業務はあり得ない」となってもおかしくなく、心配でなりません。
Category:派遣