2010.06.23
非正規労働者、派遣、期間工の“雇止め”に新サービス
◆非正規労働者の労務問題は根深い
「労働者派遣法改正」を控え、企業の自社雇用“期間工”の求人案内が賑やかになって来ました。しかし、「期間工」であるが故に、必然的に“雇止め”は到来するのです。そして、派遣会社の「雇止め」と企業の“期間工”には、根本的に異なるポイントがひとつあります。それは、派遣会社は、派遣先企業における雇用契約が解約になっても他のクライアントに紹介ができるという点です。それに反し、「期間工」は、真に「雇止め」を甘受しなければならない運命にあるのです。この点において“見えない労務問題”が生じ易いという環境下にあることに留意してください。従って、「期間工」採用には、“第3の秋葉事件”を起こさないための充分な配慮が肝要となるのです。
◆非正規労働者の「再就職支援サービス」
今後は、非正規労働者にも“雇止め”に対する“再就職支援”が必要な時代なのです。