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2016.02.09

“人材派遣業界の未来予想図”『改正労働者派遣法(2015年)』施行により人材派遣は「雇用安定措置のない短期派遣」と「無期雇用派遣労働者による長期派遣」に二極化する

◆「短期派遣」と「長期派遣」に二極化する人材派遣会社

 人材派遣業界は、2015年施行の『改正労働者派遣法』により、大きく二極化することになるでしょう。それは、「雇用安定措置」の義務が無い1年未満の短期派遣であり、期間の定めがない労働者(無期雇用派遣労働者)による長期派遣に二極化するのです。その結果、全く異質な業界に変貌して存在することになるのです。にも関わらず、人材派遣という同じ看板で人材派遣会社が存在することになる為、派遣先企業は、その特性に合わせた人材派遣会社の選択が難しくなるのです。10年後には、「長期派遣」と「短期派遣」が区分されていることになる可能性も、軽々に否定できないのです。