2018.04.24
派遣契約から請負契約や準委任契約に切り替えても“偽装請負”に
◆厚生労働省(労働局)の立入監査は契約ではなく“実態”
先の『改正労働者派遣法』により、「特定派遣は廃止」となりました。それに伴い、派遣契約から「請負契約」や「準委任契約」への切り替えが増加してきています。しかし、その実態は、派遣契約時のままなのです。これは、まさに“偽装請負”に他なりません。“偽装請負”の増加を危惧する厚生労働省(労働局)は、廃止された特定派遣会社の取引先に対し、「立入監査」を実施します。厚生労働省の監査は、契約書自体の監査ではなく、“実態の監査”となります。それを、派遣先企業の皆様にも正しく認識していただきたいのです。
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