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2011.12.21

円高やデフレ脱却には日本の“サービス対価の適正化”が求められる

◆サービス対価の適正化

 バブル崩壊以降の日本経済は、「サービス対価」を切り捨てて来ました。それが、労働者の賃金を直撃した“デフレ構造”なのです。企業経営者へのインタビューで、「社員では合わないよ」と言う答えがすべてを物語っているのではないでしょうか。その「サービス対価」は、社員にかかるコスト(賃金)から非正規労働者に取って変わり、更に“非正規労働者の賃金下落”へと繋がっているのです。ファストフードがその典型的な事例です。単なる「安売り」は営業努力による価格低下ではなく、サービス対価(賃金下落)に起因するものなのです。正しいサービス対価に基づく適正な価格維持が、先ずはデフレ脱却の第一歩となるのです。政府には、一刻も早いデフレ脱却を実現していただきたいと考えます。