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2014.03.11

“女性の社会進出”を阻むのは扶養控除より「社会保険(年金・健康保険)」なのでは?

◆女性の社会進出促進が日本経済を救う

 政府による“女性の社会進出促進”と相俟って、扶養控除を含めた税制改正が論議されています。実際、これまでは日本の社会保障についても、女性の社会進出を阻んできたと言えます。それは、「扶養控除」は入り口であり、本丸である社会保障にまで切り込んで欲しいのです。それが、厚生年金の被保険者「第3号」であり、「社会保険加入者の保険料負担」にあるのです。その枠を最大限利用してきた働き方が「パートタイマー(短時間労働者)」なのです。その恩恵を外すことにより、初めて女性が社会進出したと言えるのではないでしょうか。また、育児や介護によって働けない女性については、「特別税額控除」を拡大すればいいのです。現在の国内労働市場は、人手不足で悲鳴を上げています。この英断により、社会保障のより一層の安定を図り、かつ、労働力不足を図ることでしか、日本の経済成長を図ることはできないのです。

【ご参照】

●ブログ記事(2013/6/17)
 :『安倍政権による「女性の社会進出」の本音は“専業主婦の厚生年金第3号”と言うべきでは』。
  URL http://www.jsbb.jp/tg/23683/