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2016.05.19

2016年 厚生労働省は「高校生に対するアルバイトに関する意識等調査結果」を公表しました

◆調査期間は2015/12~2016/2

 この度、厚生労働省(労働基準局)は、「高校生に対するアルバイトに関する意識等調査結果」を公表しました。調査結果のポイントは、下記のとおりです。
 尚、厚生労働省の「別添資料(下記URLより)」に、
(1)「これってあり?まんが 知って役立つ労働法Q&A」、
(2)「アルバイトをする前に知っておきたい7つのポイント」が掲載されていますので、ご参照ください。

【調査結果のポイント】(厚生労働省)

1. アルバイトを行った経験を有する高校生に、アルバイトに関する意識等調査を実施し、1,854人から回答を得た。
2. 対象者1,854人が経験したアルバイトの業種等は、スーパーマーケット(22.6%)、コンビニエンスストア(14.8%)、チェーンの飲食店(牛丼店・カレーショップなど)(6.7%)、その他販売(※回答が多いのは、ホームセンターやドラッグストアなど)(5.9%)の順であった。
3. 60.0%の高校生が、労働条件通知書等を交付されていないと回答した。労働条件について、口頭でも具体的な説明を受けた記憶がない学生が18.0%であった。
4. 32.6%の高校生が、労働条件等で何らかのトラブルがあったと回答した。トラブルの中では、シフトに関するものが最も多いが、中には、賃金の不払いがあった、満18歳未満に禁止されている深夜業や休日労働をさせられたなどといった法律違反のおそれがあるものもあった。なお、未回答も32.7%あった。

【ご参照】

◆『高校生に対するアルバイトに関する意識等調査結果について』厚生労働省
 URL http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000124502.html
●ブログ記事(2016/2/2日付)
 :『2016年 学生アルバイトの労働条件確保のため“ブラック企業の撲滅”に動き出した厚生労働省&文部科学省』
  URL http://www.jsbb.jp/hw/33803/