2019.05.17

内需産業の人手不足と輸出産業の派遣切りでどうなる国内の労働市場！

◆輸出産業の派遣切りで国内の労働市場はどうなるのか？

　令和を迎え、国内の労働市場に大きな変化が表れてきています。世界景気の後退で国内の輸出産業は低迷し、派遣切りが相次いでいます。しかしながら、国内の労働市場では、相変わらず人手不足が続いています。内需産業と輸出産業において、労働力のミスマッチが起きているのです。また、内需産業と輸出産業では、派遣料金に大きな乖離があります。即ち、派遣料金は、「時間当たり500円以上の格差」があるのです。輸出産業で働く人材を、単に内需産業に移行すればよいとの発想は、そんなに単純な問題ではないのです。果たして、国内の労働市場はどうなっていくのでしょうか？