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2010.12.10

「子ども・若者白書」 次代を担う若年層を失業から救え!

◆平均失業率「9.6%(15~19歳)」は非常事態

 内閣府公表(12/3)の「子ども・若者白書(10年版:『子ども・若者の状況および子ども・若者育成支援施策)の実施状況』」によると、15歳~19歳の平均失業率は「9.6%(09年):前年比1.6%増」で20歳~24歳の同「9.0%:前年比1.9%増」より高く、全年齢平均失業率の「5.1%:前年比1.1%増」を大きく上回る結果となりました。また、非正規労働者(学生アルバイトを除く)としての割合も15歳~19歳は「40.2%(07年)」で、20歳~24歳の「32.5%」を上回っており、若年層の雇用環境の悪化が如実に反映された結果となっています。

◆“若年層の雇用”を守れ

 当ブログの過去記事でご紹介のとおり、来春学卒予定者の就職内定率も史上最低(下記ご参照)で、雇用環境の厳しさは今や高卒者にまで大きく悪化しているのが現状です。少子高齢社会の只中で、次代を担う“若年層の雇用”を守らなければ、日本の明日はありません。政府には、「卒業後3年以内の新卒扱い」を企業へ懇願するにとどまらず、本当に真剣な取組みをお願いするばかりです。

【ご参照】

●ブログ記事(10/11/17日付)
 :『民主党政権の無策 来春卒業予定大学生の就職内定率57.6%で史上最低』
●ブログ記事(10/9/30日付)
 :『厚生労働省が「ハローワーク新卒応援通信」を発行』