派遣&請負の情報サイト

人材派遣や請負そして厚生労働省(労働局)の最新情報を発信しています。

メニューを開く
メニューを閉じる

2011.03.02

“非正規労働者”は1,755万人に増加(総務省調査)

◆「非正規労働者者」は全雇用者の34.3%

 『労働力調査(詳細集計):総務省(2/21公表)』によれば、2010年の完全失業者(失業期間1年以上の者)※121万で、前年より26万人増加しました。一方、“非正規労働者(パート・アルバイト・期間工・派遣)”は34万人増加し、全雇用者(5,111万人)に対して34.3%(1,755万人)を占めるに至りました。

◆派遣社員は12万人減

 金融不況による「派遣切り」や“期間工切り”で一時減少した非正規労働者数は、景気回復に伴って2年振りに増加しました。その内訳は、「パート・アルバイト」が39万人増加したのに対し、派遣社員は「労働者派遣法改正」の影響を受けて96万人と12万人減少しました。一方、正社員数は3,355万人と非正規労働者数の約2倍に相当しますが、3年連続で前年割れという実態です。

◆無策な政府や厚生労働省

 政府や厚生労働省には、新たな雇用政策を望むばかりです。
※【完全失業者】
(1)仕事が無くて少しも仕事をしなかった(2)仕事があればすぐ働ける(3)求職活動をしていた、という条件を満たす失業者をいう。