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2018.06.22

貴社の請負契約や委託契約の「業務区分」は明確になっていますか?

◆「業務区分」が不明確なら“偽装請負”に

 『改正労働者派遣法』における所謂「政令26業務の廃止」や「雇用安定措置」や「特定派遣の廃止」により、派遣契約から「請負契約」や「委託契約」への切り替えが増加しています。しかしながら、切り替えた請負契約や委託契約それ自体が適正であるとは言い難いのが現実です。その要因は、「業務区分」が明確になっていないことにあるのです。と言うのも、それは「業務区分」ではなく、個々の「人」を主体とした契約に切り替えたことに起因しているからです。「適正な請負」を目指すには、まず、「業務単位」が明確になっているかにあるのです。是非この機会に、請負契約や委託契約の「業務区分の再確認」を望むばかりです。