2013.09.20
2013年 アベノミクスで“賃上げ要請している安倍総理”の最低賃金はこれでいいのか?
◆格差是正を目指すなら「最低賃金:1,000円」を目指して欲しい
2013年の「地域別最低賃金額」が答申されました。しかし、本当にこれでいいのでしょうか。安倍政権が目指しているのは、「デフレ解消」⇒「経済成長」⇒「賃金上昇」の筈です。経済界に対しても、賃上げ要請をしています。しかし、その賃上げの対象は正社員であり、最終的には格差が拡大することになるのです。それに対抗するは、「最低賃金」の大幅な上昇が必要になるのです。それにも関わらず、「最低賃金:764円(全国加重平均額)」では何の意味があるのでしょうか。労働力不足で、今こその賃上げのチャンスなのです。消費税の増税よりも最大のチャンスであるこの2013年に、“最低賃金:1,000円」を目指して欲しいのです。これが、ひいては弱者救済にも繋がると理解し、厚生労働省ではなく、政府で政策として決定していただきたいと期待しています。
【ご参照】
◆「平成25年度 地域別最低賃金額答申状況(9/10日付)」
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11208000-Roudoukijunkyoku-Kinroushaseikatsuka/0000022438.pdf
Category:その他