2010.09.02
厚生労働省 “日本生産技能労務協会”へ“優良適正事業者認定制度”の委託はどうなのか
◆厚生労働省委託に疑問
標記の『製造請負事業 優良適正事業者認定制度(仮称)』は、「社団法人日本生産技能労務協会」が事務局運営母体となりましたが、同協会はこの1年間に会員会社3社(元理事を含む)が“派遣法違反”で“事業改善命令”を受けているのです。その同協会に対し、厚生労働省が委託するとはいかがなものでしょうか?厚労省が同協会に委託するのであれば、まずは同協会からコンプラ違反会員企業の“排除勧告”を実施し、協会の健全性を維持・確保すべきではないでしょうか。
◆“第三者評価機関”による厳正評価を
当該業界の健全性をアピールするのであれば、例えば、金融機関や大学等同様、“第三者評価機関”による客観的かつ厳正な評価でなければ、“認定マーク”の重みも軽いものになりはしないかと懸念します。製造請負事業者の“法令遵守”は言うまでもなく、当該制度のご検討・熟考を願うばかりです。
【ご参照】
●当ブログ記事(10/9/2日付)
:『製造請負の“認定マーク”とは・・“社団法人日本生産技能労務協会”』。
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