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2021.07.01

労働問題個別紛争について(令和二年厚生労働省)

「いじめ・嫌がらせ」の件数が引き続き最多、「解雇」等に関する民事上の個別労働紛争が前年度より増加

 厚生労働省は、このたび「令和2年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめましたので、公表します。
「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルを未然に防止し、早期に解決を図るための制度で、「総合労働相談※1」、都道府県労働局長による「助言・指導※2」、紛争調整委員会による「あっせん※3」の3つの方法があります。
 今回の施行状況を受けて、厚生労働省は、総合労働相談コーナーに寄せられる労働相談への適切な対応に努めるとともに、助言・指導およびあっせんの運用を的確に行うなど、引き続き、個別労働紛争の未然防止と迅速な解決に向けて取り組んでいきます。

【ポイント】※[ ]内は、別添資料の該当ページ
1 総合労働相談件数は前年度より増加。助言・指導申出の件数、あっせん申請の件数は前年度より減少。総合労働相談件数は129万782件で、13年連続で100万件を超え、高止まり 

2 民事上の個別労働紛争の相談件数、助言・指導の申出件数、あっせんの申請件数の全項目で、「いじめ・嫌がらせ」の件数が引き続き最多※5
  ・ 民事上の個別労働紛争の相談件数では、79,190件(前年度比9.6%減)で9年連続最多。
   ・ 助言・指導の申出では、1,831件(同29.4%減)で8年連続最多。
   ・ あっせんの申請では、1,261件(同31.4%減)で7年連続最多。

 詳細は下記URLをご参照ください。

【厚生労働省】
「令和元年度個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表します