2014.10.28
★《速報》塩崎厚労相が臨時国会の「労働者派遣法改正案(2015年)」に対する答弁で「雇用安定措置」に言及!
◆「労働条件の悪化」は認めない?
本日(10/28)、衆議院本会議(13:03~15:35)において、塩崎厚生労働大臣は、「労働者派遣法改正案」の趣旨説明及び各党による代表質問(計8名)に答弁しました。とくに注視すべき点は、みんなの党(中島克仁議員)の代表質問に対し、塩崎厚労相は、当該改正案における「雇用安定措置」(※【ご参照】)に関する「新たな就業機会(派遣先)の提供」について、“賃金等の条件が低下した等、労働条件の悪化は認めない”と答弁したことです。明日からの衆議院厚生労働委員会での審議を注視しなければなりません。
※【ご参照】
◆「雇用安定措置」とは
派遣期間が上限3年を迎えた派遣労働者への措置で、(1)派遣先への直接雇用の依頼、(2)新たな就業機会(派遣先)の提供、(3)派遣元事業主において無期雇用、(4)その他、安定した雇用の継続が確実に図られると認められる措置で、いずれを講じることも可としています。
Category:労働者派遣法