2015.02.21
★土地区画整理事業によるアクセス向上で“職住近接となる名駅エリア”
◆「名古屋住みたい街」は?
過日、新聞の所謂“ラ・テ欄”で、《総力取材!!「名古屋住みたい街」人気マル秘ランキング2015第1位はえっあそこ!?》とのキャッチフレーズが目に留まり、当該民放番組を視聴(2/1)しました。その「名古屋 住みたい街 BEST5」の結果で、何とビジネス街の「★名駅(エリア)」が第1位だったのです。因みに、出演者は男性芸能人(5名)に不動産会社のスタッフが同行し、「BEST5」の不動産物件を現地紹介するという内容でしたが、「名駅」が“住みたい街”に選ばれたことに注目したのです。
◆名駅エリアに新築「賃貸マンション」
近年、とりわけ愛知県内の私立大学は“都心回帰”の傾向ですが、前掲の結果を見る限り、“今、住まいも都心回帰の時”と、アピールしたかったのではないでしょうか。そして、当ブログの過去記事※1)でご紹介のとおり、今、名古屋駅前は再開発事業による高層ビル群の建設中であり、また、2027年に先行開業の「リニア中央新幹線」工事も着工(2014/12/17)したこと等も影響し、「名駅」が選ばれたのではないかと推察しました。しかしながら、“住みたい街・名駅”の最大の根拠は、当該番組で紹介された再開発地区「ささしまライブ24地区」に建設中の「賃貸マンション(地上19階建、住宅部分:430戸、寄宿舎:130室)」※1)が竣工(2015/3月上旬)間近である為、そのPRにあったのではないかと捉えました。
◆職住近接となる「名駅」
勿論、「名駅」エリアには、所謂“億ション”も存在しますが、前掲の「ささしまライブ24地区」には、すでに「私立大学(2012/4/2一部開校)」が移転済で、今後は大手企業グループの「オフィス」や、地元「民放局(2016年秋)」が移転して来る予定です。そして、今年3月竣工予定の「新築マンション」は分譲ではなく“賃貸”で、間取りは「1Room~4LDK」まで備えられている為、学生等の若年層をはじめ、身近に感じる物件ではないでしょうか。また、低層階には、物販・飲食店舗の他、「有料老人ホーム(居室数:約100室)」や「保育所(定員:約100名)」が入居予定の為、通勤・通学や日常生活に便利な存在となるのです。
◆要因は「名駅」までの“好アクセス”
実際、「名古屋駅」までのアクセスはどうかというと、同地区内の「ささしまライブ駅(あおなみ線:名古屋臨海高速鉄道)」まで「徒歩約1分」、近鉄を利用する場合、最寄りの「米野(コメノ)駅」まで「徒歩約5分」です。そして、次駅「名古屋駅」までの所要時間は、いずれも「約2分(各鉄道公表数値)」です。
因みに、公表案内(大和ハウス工業)によると、徒歩でも「名古屋駅」までの所要時間は、「名古屋駅(JR東海)」までが「約15分」、新幹線「名古屋駅(太閤通口)」までは「徒歩約16分」と、決して負荷の大きい距離ではないと思います。そして、《2016年開通予定の都市計画道路椿町線によって「JR名古屋駅」まで車で約3分の立地》となるのです。
さて、随分、当該「新築マンション」に肩入れした記事となってしまいましたが、関係者との利害関係は皆無ですので、どうぞご容赦願います。すでに「オーバーパス」※2)が供用(2011/9/7開通)されていますので、今後は「ささしまライブ24地区」のみならず、その“近接エリア(中村区太閤地区)”も大いに注目されることになると予測しています。今、世間では「地方創生」と相俟って“地方移住”も話題に上っていますが、リニア中央新幹線の先行開業も見据え、“名古屋都心への移住”も選択肢のひとつに加えられてはいかがでしょうか・・?
【ご参照】
※1)ブログ記事(2014/11/29日付)
:『★“国際的な交流拠点”を目指す「ささしまライブ24(再開発地区)」』。
URL http://www.jsbb.jp/st/29224/
※2)ブログ記事(2015/1/31日付)
:『★国際的交流拠点(ささしまライブ24地区)に結節する“一般市道「椿町線」とは?”』。
URL http://www.jsbb.jp/st/29900/