2016.04.15
★2016年4月14日 熊本県益城町で「震度7(M6.5)」の地震発生!相次ぐ余震・・
◆お見舞い申し上げます
昨晩(4/14)、熊本県の中部に位置する「益城町(マシキマチ:上益城郡)」を震源(深さ:約11㎞)として、「震度7(M6.5)」の地震が発生(21時26分頃)しました。
まずは、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。
◆牙をむいたのは「布田川・日奈久断層帯」か?
そこで、当「ブログ過去記事」でご紹介した『日本の活断層地図-中部・近畿・中国・四国・九州活断層地図』で「益城町」周辺を見ると、一帯には、(1)「布田川(フタガワ)断層帯(全長:約64㎞以上)」と、(2)「日奈久(ヒナグ)断層帯(全長:約81㎞)」が大きく横たわっているのが確認できました。牙をむいたのは、これらの所謂“活断層”でしょうか?勿論、筆者は専門家では毛頭ありませんので、専門組織である「地震調査研究推進本部」資料で、当該活断層の「将来の活動」を見ると、《布田川区間では、マグニチュード(M)が7.0程度の地震が発生すると推定され》、また、《日奈久区間では、M7.5程度の地震が発生すると推定され》るとの予測が明記されていました。
尚、下記『日本の活断層地図』は、西日本エリアに範囲が限定されていますが、地図が大きいので、活断層の位置をよく確認できます。ご参考まで。
【※註】当地震は、『平成28年熊本地震』と命名(気象庁)されました。
【ご参照】
●ブログ記事(2011/3/26日付)
:「書籍ご案内 『日本の活断層地図-中部・近畿・中国・四国・九州活断層地図』」
URL http://www.jsbb.jp/ss/6604/
Category:その他