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2011.11.04

《提言》年金制度改革 厚生年金や共済年金の「高額所得者の第3号」は廃止すべき

◆高額所得者優遇の年金改革を

 「年金制度改革」において、年金受給対象年齢の引き上げが論議されています。また、高額所得者の負担増額も論議されています。これは、個人事業者等が加入する国民年金とは、あまりにも大きな格差があります。先ずは、「厚生年金の第3号(専業主婦)」を廃止すべきです。それ以前に、至急検討すべきは、“厚生年金や共済年金の高額所得者の第3号の廃止”です。扶養家族にもよりますが、600万円以上の所得があるのであれば、「第3号」から除外して、保険料負担をさせるべきではないでしょうか。

◆“第3号廃止”で企業負担も軽減

 前記の「高額所得者の第3号の廃止」で、実質負担者数は増大するのです。今の年金制度を維持するのであれば、年金負担者を増加させる以外にないのです。

【ご参照】

●ブログ記事(11/10/24日付)
 :『政府や厚生労働省は「年金改革」の前に“年金格差是正”をすべきでは』。
●ブログ記事(10/10/19日付)
 :『「社会保障」の健全化には“女性の社会進出”以外に道はない』。