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2011.12.26

政府やマスコミに気づいて欲しいのは“非正規労働者”の真実と問題点

◆「非正規労働者」から脱却できない本当の理由

 世間では、なぜいつまでも「日雇い派遣」や「日々紹介」で働いているのか、と思われている方々は多いと思います。しかし、現実問題として、世間一般の“月給”で働くことができないのです。なぜなら、月給労働の最初の給与(1ヶ月後以降)までの間、生活できる資金が無いのです。1ヶ月以上の生活資金が無いのです。従って、その日暮らしがベースとなり、“今日”の生活費の為に「日雇い生活」を続けざるを得ないという現実なのです。本人は、抜け出したくても抜けられない生活状況に置かれているのです。そういう人々にとって、「失業保険」や「基金訓練」はセーフティネットにはならないのです。生活支援金のような長期的保証よりも、いっそのこと普通に就職できた人に対し、一時金として10万円を支給する制度があれば、小額保証で、「日雇い生活脱却」の支援になるのではないでしょうか。雇用の安定化が望まれるばかりです。