2010.02.23
学生アルバイト “非労働者”を“派遣法改正”から守れ
◆学生や主婦のアルバイトを“派遣法改正”から守れ
今回の派遣法改正は、非労働者であるアルバイトまでも難しくしてしまいます。なぜなら、学生アルバイトの多くの方々は、“人材派遣”会社を通じてアルバイトをしているからです。学生は、毎日定期時間の就業は難しく、どうしても不定期にならざるを得ません。数多くの企業に連絡し、自身に都合の良いアルバイトを探すのは至難の業とも言えます。しかし、人材派遣会社の存在で事情は一変し、登録さえしておけば、「仕事探し」は派遣会社が代行してくれるのです。学業の合間に行う仕事探しが容易になり、学生社会で大きく広がりを見せたのは当然と言わざるを得ません。
◆“非労働者と労働者”の区分を明確にした派遣法改正を
金融不況にて生活が苦しい上に、学生や主婦のアルバイトまで奪ってしまう「派遣法改正」に何の意味があるのでしょうか。この度の「改正案」で短期派遣が相当規制されますが、その中から非労働者を外して考えるだけなのです。学生や専業主婦らの“非労働者”と、通常の労働者を同次元で考える必要は無いと考えるのですが・・。
【ご参照】
●当ブログ記事(09/8/3日付)
:『学生アルバイト 日雇い派遣禁止 金融不況 非労働者』。