2012.02.16
《提言》民主党政権による“独立行政法人の行政改革”は無意味
◆旧態依然の「独立行政法人改革」
過日、民主党政権は、「独立行政法人改革」で既存独立行政法人を統廃合し、約4割合削減する方針を決めました。しかしながら、民主党政権による「独立行政法人改革」の中身は無く、再編統合に終始するだけで、全く無意味な改革に過ぎません。これでは従前に比し何も変化無く、年間約3兆円にも上る国費がいたずらに投入されるだけです。
◆「独立行政法人改革」は予算削減を
「独立行政法人改革」は、単純に無意味な廃止ではできません。本腰で「行政改革」を実現するのなら、予算を削減すればいいのです。独立行政法人の予算を年間約25%削減すれば、4年間で消滅します。事業存続には、否応なしに“民営化”することになるからです。民主党政権による“無意味な行政改革”に騙されないよう、今後の動向に注目していただきたいと思います。
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