2013.09.30

低所得者層(貧困層)改善に不可欠な「最低賃金の引き上げ」は政府主導にすべきでは

◆「最低賃金」の検討は政府主導で

　消費税の引き上げや低所得者対策が論議されています。しかしながら、本質的な論議にはなっていないのです。先ずは、「働いていても低所得」の対策が必要ではないでしょうか。働いていない年金生活者とは違い、賃金で改善できるのです。その実現には、予算も必要ないのです。最低賃金の引き上げで改善できるのです。厚生労働省が定めている最低賃金を、“政治主導で適正な金額に改善すべき”なのです。アベノミクスで労働者の賃上げが不可欠と言いつつ、「最低賃金の引き上げ」こそ、その第一歩になる筈なのです。

【ご参照】

◆平成25年度地域別最低賃金改定状況（厚生労働省）
　URL　http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/index.html