派遣&請負の情報サイト

人材派遣や請負そして厚生労働省(労働局)の最新情報を発信しています。

メニューを開く
メニューを閉じる

2013.10.22

派遣法違反を承知の上で「特定行為(事前面接)」を続ける人材派遣業界に求められるのは“モラル向上”

◆派遣先企業も巻き込まれる派遣法違反となる「特定行為」

 人材派遣業界が社会的に認知される存在となるには、何よりも“モラルの向上”が求められるのです。しかし、残念ながら、人材派遣会社は、派遣社員を派遣先企業での「事前面接」を行っている現状があるのです。言うまでもなく、事前面接は「特定行為」に相当し、派遣法違反になることを十分承知した上で行っているから始末が悪いのです。人材派遣業界で働いている派遣社員は、当然ながら、事前面接が派遣法違反になることを知っているのです。それにも関わらず、違反行為を継続する人材派遣会社を、派遣社員が信用する筈がありません。言わんや、派遣先企業も然り、です。人材派遣会社が、派遣社員や派遣先企業に派遣法違反を押し付けているようでは、業界が成長する訳がないのです。人材派遣業界においては、“人材派遣会社のモラル向上”が強く求められているのです。