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2013.12.07

「派遣と請負の区分」は発注者と労働者の関係で決定する

◆他社の労働者を直接使用するか否かがポイントに

 派遣と請負の区分における重要ポイントは、「労務管理上の独立性」です。偽装請負に問われるのは、その「労務管理上の独立性」が明確になっていないからです。その中でも、当該労働者の「指揮命令」を誰が行っているかが重要点なのです。「請負」は自らの労働者を自ら使用するのが原則。しかし、偽装請負は、自らの労働者を他人に使用させる(派遣契約は除く)のです。それにも関わらず、請負で「出来高制」や「機械設備の賃貸借契約」に拘泥しているのは、理解不能と言わざるを得ません。